エンジェルモート魅音


今日もエンジェルモートへ行く圭一。
店内に入ると詩音がいたので圭一は声をかけた。

「よう、詩音。また来たぜ」
「い、いらっしゃいませ…」
「ん? どうした詩音? 今日は元気ないみたいだが…」
「い、いえ、そんなことは…。
 おじさ…じゃなくて、私は今日も元気ですっ!」
「そうか? それならいいんだが…。
 ところで今日は髪型を変えたのか?
 いつもは下ろしてただろ?」
「あっ! こ、これは…その…あの…」
「なんかこうして見ると本当にそっくりだよな、お前ら…。
 さすがは一卵性双生児…」

圭一がそう言いかけた時、入り口の方から
「あ〜っ!」という素っ頓狂な声が聞こえた。
圭一は振り返って見てみると、
その声の主はなんと、目の前にいるハズである詩音だった。

「し、詩音!? なんでお前が後ろから…。
 じゃあこっちの詩音は…?」
「お姉ぇ! 私の制服を勝手に着て、なにしてるんです!?」
「ちっ! もうバレちまったか…」
「お、お姉? じゃあ、お前は魅音か!?」
「け、圭ちゃん…あのね、これには深いワケが…」
「ふ〜ん、なるほど…。
 私になりすまして圭ちゃんをたぶらかそうとは…。
 くっくっくっ…。お姉も形振り構ってられない
 ということですか…」
「ち、ちが…。そんなんじゃなくて…これは…その…」
「なにが違うって言うんです?
 あの男勝りなお姉が、こーんなフリフリの服まで着て…。
 どんな心境の変化ですかねぇ?」
「く、くぅ…。こうなったら…逃げるよ! 圭ちゃん!」
「え? ええ!?」

突然、圭一の右腕を掴み、駆け出す魅音。
しかし、詩音も負けずに圭一の左腕を掴んで離さない。

「ちょっとお姉っ! 私の圭ちゃんになにをするんです!」
「私の圭ちゃんって…ちょっと詩音!
 アンタ、圭ちゃんに馴れ馴れしくない?」
「馴れ馴れしい?
 お姉、馴れ馴れしいっていうのはですねぇ…」

詩音はそう言うといきなり圭一の唇にキスをした。

「ん!? んんーっ!!!!」
「ぷはっ…、こういうことを言うんですよ?」
「し、しいいぃおおおおおぉんんんんんっ!!!」

その後、二人の喧嘩は『圭一のおちんちん争奪戦』にまで
発展した日のこと。(ねこねこ風に)

今日もエンジェルモートへ行く圭一。
店内に入ると詩音がいたので圭一は声をかけた。

「よう、詩音。また来たぜ」
「い、いらっしゃいませ…」
「ん? どうした詩音? 今日は元気ないみたいだが…」
「い、いえ、そんなことは…。
 おじさ…じゃなくて、私は今日も元気ですっ!」
「そうか? それならいいんだが…。
 ところで今日は髪型を変えたのか?
 いつもは下ろしてただろ?」
「あっ! こ、これは…その…あの…」
「なんかこうして見ると本当にそっくりだよな、お前ら…。
 さすがは一卵性双生児…」

圭一がそう言いかけた時、入り口の方から
「あ〜っ!」という素っ頓狂な声が聞こえた。
圭一は振り返って見てみると、
その声の主はなんと、目の前にいるハズである詩音だった。

「し、詩音!? なんでお前が後ろから…。
 じゃあこっちの詩音は…?」
「お姉ぇ! 私の制服を勝手に着て、なにしてるんです!?」
「ちっ! もうバレちまったか…」
「お、お姉? じゃあ、お前は魅音か!?」
「け、圭ちゃん…あのね、これには深いワケが…」
「ふ〜ん、なるほど…。
 私になりすまして圭ちゃんをたぶらかそうとは…。
 くっくっくっ…。お姉も形振り構ってられないということですか…」
「ち、ちが…。そんなんじゃなくて…これは…その…」
「なにが違うって言うんです?
 あの男勝りなお姉が、こーんなフリフリの服まで着て…。
 どんな心境の変化ですかねぇ?」
「く、くぅ…。こうなったら…逃げるよ! 圭ちゃん!」
「え? ええ!?」

突然、圭一の右腕を掴み、駆け出す魅音。
しかし、詩音も負けずに圭一の左腕を掴んで離さない。

「ちょっとお姉っ! 私の圭ちゃんになにをするんです!」
「私の圭ちゃんって…ちょっと詩音!
 アンタ、圭ちゃんに馴れ馴れしくない?」
「馴れ馴れしい?
 お姉、馴れ馴れしいっていうのはですねぇ…」

詩音はそう言うといきなり圭一の唇にキスをした。

「ん!? んんーっ!!!!」
「ぷはっ…、こういうことを言うんですよ?」
「し、しいいぃおおおおおぉんんんんんっ!!!」

その後、二人の喧嘩は『圭一のおちんちん争奪戦』にまで
発展した日のこと。(ねこねこ風に)

『ひぐらしのく頃に』の魅音さん

『綿流し編』をやって「双子キャラっていいなぁ」と思いました。
何故ならば立ち絵を少し修正するだけで、
もう1キャラ分の立ち絵が完成するからですw
ゲーム制作者にとってこんなに良いキャラはいません。
立ち絵って、いっぱい描かなきゃいけないから結構大変なんですよ…。

あと、いつもは気丈なのに恋愛のことになると
動揺してしまう設定も良いですね。
この設定の所為でお気に入りの『ひぐらし』キャラを
一人に絞ることが出来ません…。
結局今週も「全部くれっ!」<最低

イラスト:弐肆
文章:ATF

(2004/11/19)



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